雑誌チェック

久しぶりに雑誌を購入。ちょっと金が入るとすぐ本代に消えるのは、もはや人として当然でしょう。
さて、ソニーがデジタルアンプTA−DR1を発表しました。その価格は1000k。たいしたものです。しかしそれで驚いてはいけなくて、それにあわせるSACDプレイヤーも近々発売されるようです。

ひさしぶりのソニーの本気ですね。マルチではなくステレオで高級品を出してくるのは久々です。そしてSACDについては、一号機SCD-1がいまだに最高級機種なくらいにソニーはしばらく低価格志向だったのですが、やっと高額製品が出るようです。
ただ、べつにソニーが高級品を出す必要はないかも、とも思えてきます。というのも、ソニーにはまずはSACDの普及のために低価格帯製品に力を入れてほしいからです。私もいろいろな方面から、「この春から本格的普及だ」とか「夏を越えた頃に・・・」とか期待を持たせる言葉をずっと聞かされてきました。2〜3年。

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さてさて、そんな、買えもしない製品の話はこれくらいにして、もう少し現実的な話を。
B&WがCDMシリーズのあとがまになるSPを発売しました。私はCDMはけっこう好きで、あのプアマンズ・ノーチラス*1。なところが魅力的です。で、そのあとがまに700シリーズ。トールボーイの703とブックシェルフの705です。個人的にはブックシェルフはあまり好きではないし、703ではオーバースペックだと思いますから、計画中と思われる704をキボンヌしてみます。

と思ったら、その数ページ先にはELACの新シリーズが。
これもすっごい好みです。いかにも硬質な音が出そうなボディなのに、出てくる音が甘めなところがたまりません。
さて、私の本命・FS207.2は22万円なのですが、シルバー仕上げはなぜかそれより2万円高いのです。「機械は銀」と信じている私にとって、この2万は納得がいきません。ELACは、ずっとそうなんですよね。いつもシルバーが2万円高いのです。
でも、木目にあのアルミコーンはあまり似合いませんから、買うとしたらやっぱり銀ですね。

*1:菅野沖彦氏がステレオサウンド139号102ページでCDM9NTを指して「プアマンズ・ノーチラス」と表現。これが後にちょっとした波紋を投げかけ、同142号324ページ以下での騒ぎとなっている。CDMユーザーと思われる読者が、編集部への手紙で不快感を表明し、菅野氏がそれに対して「誤解、あるいは曲解であるとしか思えなかった」と反論している。