はてな雑誌遍歴出し

ぼんやり上手さまの「雑誌をめぐる冒険」から。
私の雑誌遍歴みたいなもの。ちなみに当方は30代前半の男性、家族には弟が一人。

□ 小学生
「コロコロ」とか「UTAN」とか。・・・ 当時は雑誌ってあまり読みませんでした。「学研の学習/科学」も腹いっぱい読みたかったのですが、家があんまり裕福でなかったので本代は少ししかもらえなかったです。

□ 中学生
「平凡」とか「明星」とか・・・ 知人が買っていたので影響を受けて。付録の中山美穂のポスターを部屋に張ったりしていましたし、おニャン子メンバーの仲良し相関図あたりを必死で読んでいました。
ちなみに私が好きだったのはうしろ指さされ組の高井麻巳子秋元康と結婚)。私の周りには「高井か岩井かと聞かれれば、その答えはもちろんゆうゆに決まっている」みたいな世論ができていましたが、私は頑として高井派でした。ちなみにこの理論からの帰結として、「トゥナイトはなるみよりもしずか」です。この理論は意外と応用範囲が広くて、オセロとか北陽とかでも悩まずにすみます。どうでもいいですかそうですか。

□ 高校生
「HotDogPress」・・・ そこそこ普通の高校生でした。
週刊少年ジャンプ」・・・ マンガは苦手なのですが、当時のジャンプは楽しく読んでいました。シティーハンターではミック・エンジェルが出てきてクライマックスだったし、ドラゴンボールではフリーザの父親という宇宙最強キャラがあっさりと倒されるという事件があった頃です。「電影少女」という話も面白かったです。
ファミコン通信」・・・ 餅月あんこさんあたりが持ち上げられていた頃です。

□ それ以後の初期
「Ronza」「週刊金曜日」「KansaiWalker」・・・ どれも当時創刊されたばかりでしたから「創刊準備号」みたいな号から読んでいました。Ronza(今の「論座」)は当時から朝日の色が薄くバランスが良かったですし、週刊金曜日は当時から市民運動に重心を置いていました。しかしそれらはすぐに読まなくなりました。社会問題系統の議論があまり好きではないので。
「IMAGO」・・・ これは休刊前の末期でした。特にラカンについて詳しくとりあげられていました。
「遺伝」・・・ 遺伝が好きだったので。
「Newton」・・・ 好きだったのですが、さすがに専門外の話はさっぱりわかりませんでしたね。

□ オーディオ系
「ステサン」「オーディオアクセサリー」「オーディオ・ベーシック」・・・ あと時々「HiVi」、「CDジャーナル」です。「A&Vヴィレッジ」はカルト志向な内容に本気で頭に来たので買うのをやめました。評論家のなかでは柳沢功力氏の文章が好きです。オーディオがまっとうに好きだという感じが伝わるので。

□ 法律
「現代刑事法」「犯罪心理研究」「法と精神医療」など・・・ このあたりは列挙すればキリがありません。

□ 総評
こうやって並べてみましたが、絶対に漏れがあるはずなので、修正版をいつか必ず書きます。
あと種類があまり多くないのは、私が「一冊をじっくり読む」派だからでしょう。連載とか編集後記とか、全部読みたくなるんですよ。マンガが苦手で趣味もそれほど多くないとなると、種類が少なくなるのももっともかな、と。
学部時代の知人にはサイゾーとか噂真とかダヴィンチとかrelaxとか*1が部屋に山積みになってたヤツがいましたが、今考えるとそういうのもアリかなと思います。もう一度学部時代に戻れるのならそんなふうに雑誌を読んでみたいです。

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しかし若い頃は「雑誌の購入によって自己定義する」、あるいは「コミュニティへの帰属を確認する」というような感覚がありました。そういう力が雑誌にはあったんですよね。

*1:このあたりの題名はうろ憶え