条文・審議

著作権の関係で、ネットには条文とか審議あたりしか掲載できませんが、それでも量が多いです。
刑法や民法といった基本的な法律であっても、制定当時の文言や戦前における文言はそう簡単にわからないものです。法律番号がわかれば法令全書で当たれますが、たとえば精神保健福祉法についての優れた研究書である「立法百年史」でもすべての条文を掲載しているわけではありません。通達なんかも、全てのものをあたろうとすると大変なのかもしれません。
しかし最近はネットでちょこっと調べれば、条文や審議といった程度の資料はすぐにヒットするようになりました。便利な世の中になったものです。条文・審議は衆議院の検索システムで(しかし審議は、会議録をスキャナにかけてOCRにかけているようで、ときどき「負担」が「貧坦」とかになったりしています。)、通達・通牒は厚生労働省などのデータベースで調べられるようになっています。
ただ、法案は衆議院の検索システムでは省略されていますし、規則・通牒もすべてがネットでアップされているわけではありません。そのあたりはまだ紙媒体に頼るしかないです。