攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

最終話まで観終わりました。なんだか攻殻はどんどんゴルゴ13風になっていきますね。政府組織間の謀略の駆け引き、そして、超越的戦闘能力を持った者どうしの争い。
前回は、「笑い男」についての詳細は終盤まで伏せられていました。そんなわけで、謎の提示めいたストーリーや謎解決ストーリーがあったりしました。一方、今回の2NDでは中盤で手の内はすべて明かされ、あとは時系列的に話が進んでゆきます。これは、クゼやゴーダがキャラクタとして強い存在感を出しているからこそ可能だったと思います。やっぱりカッコいいですからね、クゼは。
攻殻って、敵でも味方でもないポジションのところに、なんともいえない魅力で観る者を魅了させるようなキャラがいるのが私は好きです。人形遣いとか、笑い男とか。今回のクゼもそうです。彼らと素子との絡みも絶妙なものがありました。でもやっぱり絶妙なのは、9課メンバーと素子の関係でしょう。
 
またいろいろと書いていきたいと思いますが、とりあえず、荒巻が「国家反逆罪の教唆」に問われていたのが気になりました。攻殻の世界では、また国家機密法のときみたいなようなキナ臭い法律がまかり通っているみたいですね。