メンデルスゾーン

ネットを巡回していたら、
白田秀彰さんメンデルスゾーンをオススメしていました。「これは良いぞぉ。買うのだぁ。」って。私も好きです。
私は、イタリアよりも、スコットランドのほうが落ち着いていて好きなんですけどね。
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ところでこの方は、最近の(といっても5年ほど前ですが)流行音楽に苦言を呈していて、「コムロ系についていけないあなた、ここはガマンです。クラシックという人類遺産はいくら聴いても尽きませんよ」とか主張しています。
これが私にはしっくりこないんですよ。
この手の主張は時々ありますよね。音楽には価値の序列があって、その頂点には西洋古典音楽が君臨し、で、最下層にはいわゆるJポップと称される商業音楽が濫造されている、と。
しかし、異なるジャンルの音楽の間にどれほどの差異があるというのでしょう。なんか、「チマタには質の悪い偽物がはびこっているけれど、自分は本物を知っている」と言われているようで、違和感を覚えます。
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べつに私は「全ての音楽は等価値だ」とまでは言わないのですが、一見(一聴)なじめないと思うものの中にも、ひょっとしたらいいものがあるかもしれませんよね。
世間には、Consert Grandで浜崎あゆみを聴いてらっしゃる方もおられるくらいですから。
オススメできる好きなもの ------
○ D/Aコンバータ:Burmester 970SRC
   見た感じは超硬質なのですが、出てくる音はすごく甘いです。いつか買いたいです。