タイムマシン/ネバーエンディングストーリー

・タイムマシン
時間系SFの元祖です。でもって私が割と好きなガイ・ピアースもいます。
なのですが、どうもイマイチしっくりしませんでした。時間系SFというのは、時をかける少女とかタイム・リープのように、同じ場所で物語が繰り広げられてこそ醍醐味が味わえるはずです。ぜんぜん違う場面に行ってしまえば、それはただのアドベンチャー作品になってしまう、と思います。

そして、80万年後(だっけ)の世界はなぜか文明が遅れていて、東洋的人種が住んでいるのです。東洋人は文明的に遅れているなどというステレオタイプが、などという気にもなれません。ただ、この手の物語進行って、もう「猿の惑星」あたりから出尽くしているわけで、新鮮ではありません。

というわけで、あまり楽しい作品ではなかった気がします。

ネバーエンディングストーリー
15年ほど前に映画化された第一作目です。
私の大好きな話なのですが、しかし、NESはカナダのTV作品で6時間にわたる大長編傑作が存在するわけで、それと見比べるとやっぱりこっちのほうは、質量ともに弱いかな、と感じました。どうしても「フライガールもジェマも出てこない」と思ってしまうんですよね。

今の水準で観ると、どうしてもCGの粗さとかセットのチャチさとかが目立ってしまうわけですよ。
スターウォーズなんかは後にビデオ化するときにはかなり力を入れてリメイクしたわけですから、この作品も、ガツンとリメイクしてほしいな、とちょっと思いました。ファンタージェンと現実世界との不思議な交錯を一人でも多くの方に楽しんでほしい、でも6時間は長いかも、となると、この作品の出番ですから。

オススメできる好きなもの ------
○ 外国映画:THE LORD OF THE RINGS
   アドベンチャー系はあまり好きではないのですが、指輪物語は特別です。