AV機器とルーミングとの対話、そしてオーディオの独り言(その2)

きのう(id:kokekokko:20041004#p1)のつづきです。リビングルームの音楽事情、つまり、そこそこ広いけどあまりたくさんの機器を置けないという場合です。
さて、リビングにTVを置く例は多いと思います。ここで欲張って、TVまわりに機器をいろいろ置いてみましょう。たとえばTVの下のラックにビデオデッキ(VHSなど)を置く例も、多いはずです。そこへ、アンプとスピーカーもついでに置くのです。そうなれば自然と、オーディオセットも置いたことになる、というわけです。
ここで、サラウンドではなくあくまで2ch(左右にスピーカーがある方式)にこだわるのであれば、アンプは普通のステレオプリメインアンプで済みますし、スピーカーも2コで足りますね。
 
ではスピーカーから。
けっこう良い音を出していて見た目もカッコよかったセラテックのスピーカーは、いつのまにか輸入代理店の取引終了になっているようです。残念です。かわりにボーズの125をすすめてみます。

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Bose 125 スピーカーシステム

Bose 125 スピーカーシステム

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スピーカーというのは基本的には趣味で選ぶものです。ですから、ここで選んだものというのは、私の趣味がモロに入っています。製品を知っている人は、「趣味の悪いヤツだな」くらいに鼻で笑っておいてください。そして今回はトールボーイ型は外して、小さいスピーカーを考えてみます。「マンションのリビングに置けるスピーカー」がテーマですから。
1.エラック CL310JETはまぞうで該当なし)
私自身、同じエラックの別の製品を買おうとしたことがあったのですが、事情があって買わなくて別のメーカーの製品でガマンしたという経緯があります。
2.リン Katanはまぞうで該当なし)
ケイタンと読みます。石原俊も「私が二〇代半ばの青年で、月収十五万円程度だとすると」という前提で、Katanを薦めています。私は個人的には、リンはあまり好きではありません。値段が高い割にグッと来るものがないから、こっそり「ボッタクリン」って呼んでいます。
 
でもって次に置くべきなのはアンプとCDプレイヤーですが、それは省略。今回はあくまでルーミングの話ですから。
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というわけで、リビングに置ける物はこの程度だと思います。あとは水槽とかですね。
では個室のほうにいってみます。おさらいしておきますと、必要な空間は、書斎(机作業の場所)、書庫(本を置く場所)、生活場所(衣類などの置き場所)、そして機械類やPCを置く場所です。これらを1つの部屋に押しこめるのですから、けっこう大変です。
とくにたくさんの本がある場合には大変です。捨てればいいのですがそうもいきません*1。私の場合は、資料のコピーなんかも含めて、高さ2メートル近い本棚をいくつか使えば3畳ほどのスペースで収めることができます。同業者の相方と一緒に住めれば資料を共有できるからいいのですが、それほど世の中甘くはないですし。まあ私は、全くの畑違いの人間と一緒に住むほうが楽しいんですけどね。
そうすると、6畳程度のスペースの個室を2つに分割して、半分は書斎(机置き場)、半分は書庫とPC置き場ということになるでしょう。なぜ書庫にPCを置くのかについては既に書きました。再掲してみます。

前回は書斎と書庫の分化について書きましたが、そのうちの書斎部分には机と最低限の棚だけを置くにとどめたいので、PC机は書庫に置くことになるかと思います。ここは多数派と私とで意見が異なる点かと思います。もともと私は機械類を一か所に並べるのが好きですから、PC類はAV機器などと一緒のところに置いてしまうのです。棚を使って縦に何段にもマシンを並べると満足するのです。(id:kokekokko:20040518)

くりかえせば、機械は一か所にまとめたい、だけど機械を置く部屋は確保できない(しかもそれほど機械を所有しているわけではない)、いっぽうで書斎には机だけを置きたい(なぜならできるだけ大きい机がほしいから)、となれば書庫に機械を置く、というわけです。
 
さらにグダグダになってしまいました。つづきは次回。
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昨日に続いて、はまぞうで紹介。
アルベニスのパバーナ・カプリーチョ。スペイン的なものは私は苦手なのですが、この曲は心地よく聴けます。アルベニスは闘牛場の入場券を買う金を手に入れるためにこの曲を作曲したそうです。今で言えばプロレスあたりのチケットでしょうか*2。私は格闘関係があまり好きではないのでよくわかりませんが。

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入江のざわめき/スペイン・ピアノ名曲集

入江のざわめき/スペイン・ピアノ名曲集

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最近買ったDVD。攻殻オフィシャルログ。
楽しかったですが、値段ぶんの価値があるかと言われれば、うーん。

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*1:もし同居人がそのあたりを理解してくれなければ、捨てるべきはむしろ本ではなく同居人のほうです。

*2:そういえば前に、知人と「プロレスはオリンピック種目にならないか」という話をしました。あれは八百長というか芝居なので、柔道のような種目にはならないでしょうが、タッグの2人が芝居としての美しさを競うというのであれば、プロレスは体操とかシンクロとかと同じく、採点者がつける点数の高さを競う種目になりそうです。そして、美しい場外乱闘とか、椅子で殴りつけるタイミングとか、マネージャーの若松の挑発ぶりなんかがポイント高そうです。