攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

6話(3本目)まで観ました。旧東京の様子が描かれていましたが、なんだか様子がエヴァンゲリオンっぽくないですか?水没して荒れ放題の東京都心、杉並近辺の道路表示、そして地下深くに潜む破壊前の秘密。どうもしっくりこない、というか攻殻らしくありません。
そして、東京編ではトグサが主役でした。こうやって一般人と絡むのがいちばん似合うのは、やはりトグサでしょう。これがバトーになると、サンライズ計画の元兵士のときのような詰問調になったりとか、ボクサーの話のときのようにマッチョ感あふれたりしてしまったり。いっぽうトグサは血の通った人間関係をうまく作り出せそうですね。
しかし、トグサはもともと半人前的なポジショニングだったはずなのですが、オープニングの画面での黒づくめトグサは、なかなかに頼れる刑事って感じが出ています。登場すればたいていヘマする、という役回りは卒業したのかもしれません。でも彼のかわりはまだ見当たりませんけどね。