出力内容に対応して、

要求される場の雰囲気もかなり変わります。ウェブサイトもその例に漏れません。
何が言いたいのかといえば、サイトに書かれている内容によって、レイアウトなどの雰囲気も変わっていくわけです。内容に合ったレイアウトというものが存在するのです。かつて私は、テーブル要素も画像も嫌いでした。スタイルシートがまだあまり普及していなかった頃なので、これだとかなり表現が制限されます。論文でも書いているみたいなというか、いかにも「私は文章の内容で勝負しています」という感じがにじみ出るサイトになってしまうのです。
ほんとうに内容で勝負しているようなページだとそれでもいいのですが、そうではなく力を抜いて読んでほしいようなページもあるわけで、そんなページまでガチガチのレイアウトだと、場違いな感じになるのです。
というわけで、紅茶日記にアイコンを使ってみました。
 
また、文章を書く場所の雰囲気が、文章の性質を規定することもあります。以前は私は他人のサイトに間借りして近況を書いていました。そこでは長い文章や法律めいた話を書くわけにもいかなかったので、短いネタを書いていました。たとえば「近所に新しい店ができた」とか、「久しぶりにCDを買った」とか、そういうネタです。
私の日記に長いスパンでの一貫性がないのは、そのためです。