いまさらおおみそか番組の話をしてみる

カウントダウンTV年越しライブを録画していたビデオを見ていたのですが、こういうネタに詳しい方というのは、本当に詳しいですよね。私はアナウンサー関係には疎いのです。
一度、TBSのアナウンサーがフジテレビのスタジオに乱入するという場面があって、私なんかは「ふーん楽しそうだね」程度の印象だったのですが、しかしそれも、解説がつくとそれなりに面白くなるものです。
 
小林麻耶(この名前も初めて知りました)が伊藤利尋(アミーゴ)に「妹がお世話になってまーす」というのですが、それは小林麻耶の妹の小林麻央が「めざましどようび」で伊藤といっしょに出演しているからだそうで。でもってその小林麻耶が「(きっかけは)フジテレビ!」っていうのですが、しかし小林は恋のから騒ぎのデビューなのでむしろ彼女のきっかけは日テレなのだそうです。
あと、以前に27時間テレビで同じような演出があり、そのときは対象はSMAPだったのですが、今年は波田陽区のダブルブッキングなのでした。これについては波田の格がSMAP並にあがったと考えるべきではなく単にTV局の仕掛けの質が落ちただけだ、とのことで。
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とまあ、こんなふうにまくし立てられて、私のほうも何か言わなければという空気になったので、「バンド名にレベッカと名づけたのは初期に脱退した木暮武彦である。」「ちなみに、結成当時は土橋安騎夫はいなかった。」という、相変わらずほのかに古いネタを出してみました。いや、ベッキーの本名がレベッカなんで思いついたのですけれど。そうしたら「レベッカは一度早稲田大学の文学部キャンパスの前でゲリラライブをやっている」といわれました。へへっ。それは知ってましたよ。
 
ところで、雑学みたいなものは、私はかなり苦手なんですよ。知識の体系化・関連付けが命ですから、単発の知識がたくさんあるという状態はしっくりこないんですよ。一度私が、トリビアネタを披露してくれと言われた時に、「自衛隊は・・・・・・違憲である。」というのを出したら「それはトリビアではなくてオマエの主張だ」と言われたこともあったような。
 
ちなみに、番組自体はすごく低調な出だしでした。前の年は、浜崎あゆみ年越しライブの実況で年が明けたのでしたが、今年は、出演者一同が5円玉を握り締めたままのカウントダウンでした。実況とか小ネタとかはもういいから歌えよ、といいたいです。
それにベッキー出すぎ。司会2人の間に座って大声で話進めるのはちょっといただけません。
あと、1993年(CDTV放送開始)以来の歴代一位の曲の画像を流していましたが、CDTVではちょくちょくそういうのをやるので、もう見慣れてしまいました。なつかしくないです。っていうか、元日に延々とVTR流す必要はないと思います。生で歌ってほしいです。
番組では、小林は波田から「ぶりっこ」といわれてましたが、それは私も同感でした。あと、長井秀和が「エブリリトルシングの人、テンション低かった」といっていましたが、あれはですね、ギター伊藤の存在感のなさは持田を浮き出させるための戦略なので、仕方ないのです。
 
個人的なみどころは、年々カッコよくなっていくDA PUMPと、年々無意味に色っぽくなる倖田來未。あと、小林の「フジテレビ!」に対して高いテンションで反応していたベッキーホンジャマカ恵の横で、割と冷ややかに成り行きを見ていた海保知里さん。