踊る人、踊らない人、叫ぶ人

ちょっと寄ってみたCD屋で、鈴木亜美のDVDが流れていました。ひさしぶりだからなのでしょうか、楽しそうに踊っています。
しかし考えてみると、鈴木亜美はもともとそんなにいっしょうけんめいに踊っている人ではなかったような気がします。どうでしょうか。ただ、女ソロシンガーの場合、バックダンサーをつけてステージで踊るほうが多数派のようですし、そのことには違和感がないです。ですが、その踊りに違和感を覚えるというのはあります。
たとえばビービジョン。倉木麻衣愛内里菜も、バックで踊っている人たちがあまり上手に見えません。曲に合ってないし、ヘンに目立つし。倉木麻衣は、昔はマイクの前でじっと歌っていたのですが、最近は振りをつけることが多くなりました。ただ「アイドンウォナ、ルッジュッ、もうすこしだけっ」のあたりの彼女の手つきはすごく可愛らしくて好きなんですけどね。
 
その一方で、男女混合ユニットの場合、踊らないヴォーカルも多いです。ライブビデオなんかで見たところDo As Infinityとかday after tomorrowとかは、割とじっとしています。実際のステージでどうなのかはわかりませんが。
ステージといえば、エブリ小物の持田香織は踊らないですが、かわりに彼女はよく叫びます。ヌァグェワー!って。こう、何と表記してよいかわからないこの彼女の叫びの話題になるたびに、私は「あ」+「ぬ」のネタ*1を思い出してしまいます。
 
ちょっと昔の音楽番組で、司会が「人格変わるもんね、ライブだとね」と言ったときに持田が「優しいですね、みなさん。やさしさをいっぱいもらいました」と返していました。たしかに、ヌァグェワー!って叫ばれて盛り上がる客というのは優しいかもしれません*2
 

*1:虚構新聞社のネタとしては、他のもののほうが面白いと思いますが。

*2:もちろん私は大好きです。彼女の叫び。