サイバーネット

大企業の悪事をハッカー高校生一味が暴く、という単純な物語です。
ちょっと古めの作品なだけに、サイバーの部分には違和感があるかもしれません。学園ものの要素も、それほど新奇性があるわけではありませんし。
しかしこの作品では、アンジェリーナ・ジョリーがけっこう存在感を出しているのです。さすがです。トゥームレイダーのときは主人公だったから彼女が目立つのもあたりまえだったのですが、今回は主人公のライバルのはずなのに主人公よりも目立ってしまっています。胸を出したりキスしたりと、体を張ってますし。
 
主人公に勝負を挑むときの不敵な目つきが、すごく彼女らしくてよかったです。
それだけで、私は楽しく観ることができました。